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この記事では、ユニットバスをどのメーカーにするか検討されている方向けに、代表的な10つのメーカー各社の特徴・価格・掃除のしやすさについて解説します。それぞれのおすすめの商品にも触れているので、具体的な商品選びの参考にご活用ください。

【プロが選ぶ】人気のユニットバスランキング 2023年

ランキングは高級価格帯・中級価格帯・普通価格帯の3つの種類があり、今回は中級価格帯のランキングをご紹介します。
▼【2023年版】ユニットバス中級価格帯ランキング
ランキング 商品名(メーカー)
1位 グランスパ(タカラスタンダード

2位 サザナ(TOTO)
3位 リデア(LIXIL)
4位 BEVAS(パナソニック)
5位 ユーノベース(トクラス)
6位 ユアシス(クリナップ)
7位 バスリーバS(ナスラック)
8位 コキュアス(ハウステック)
出典:リフォーム産業新聞/【2023年版】プロ315名がおすすめする人気ユニットバスランキング(中級価格帯)​

プロが選ぶユニットバスメーカーの中でも特に人気なのは、TOTO、LIXIL、タカラスタンダードです。これらのメーカーは高性能多機能であることからプロにもお客様にも人気です。これらのメーカーはどの価格帯でもランキング上位に入るほど人気です。各メーカーの紹介は3章以降でまとめています。

おすすめのユニットバスメーカー10社

ここからは、おすすめのユニットバスメーカー10社の特徴と人気の商品・シリーズをご紹介します。各社それぞれに注力している部分や優れた技術があるため、それぞれの内容を参考にご自身に合ったメーカー・商品を選びましょう。
メーカー 特徴 商品
タカラスタンダード ホーロー製の浴槽が特徴
・「ぴったりサイズシステム」は2.5cm刻みでサイズを調節可能
戸建て:グランスパ
TOTO ・クッション性と断熱性を高めた「ほっカラリ床」が人気!
・水道代・ガス代の節約につながるエコ性能の高さも魅力
戸建て:サザナ
戸建て/マンション:シンラ
LIXIL ・機能や設備のバリエーションが豊富
・「アクアフィール」機能でスパ体験を自宅で堪能できる
戸建て:リデア
マンション:リノビオV
 

【機能重視】おすすめのユニットバスメーカー

毎日使うお風呂だからこそ、デザインの美しさだけではなく、掃除のしやすさや入浴時の快適さなどもこだわりたいところです。
ユニットバスを機能重視で選ぶなら以下のメーカーをおすすめします。

【機能重視】おすすめのユニットバスメーカー
  • タカラスタンダード
  • TOTO
  • LIXIL
  • パナソニック
  • クリナップ
どれも馴染みのある有名なメーカーです。各メーカーごとにオリジナルの機能や特徴があるので、ぜひ比較しながらご覧ください。

タカラスタンダード

タカラスタンダードは、ホーロー製のユニットバスが特徴です。「鋳物ホーロー浴槽」「ホーロークリーン浴室パネル」など随所に高級感のあるホーロー素材が使われています。

画像出典:タカラスタンダード震度6強にも耐える頑丈な構造を採用したものを選べるほか、2.5cm刻みでサイズを調節できる「ぴったりサイズシステムバス」によって、既存の浴室スペースのままサイズアップできるのも特徴です。

画像出典:タカラスタンダード

タカラスタンダードのユニットバスの機能
  • パーフェクト保温
  • キープクリーン浴槽
  • ホーロークリーン浴室パネル
  • 地震に強いユニットバス

人気商品:グランスパ/戸建て・マンション用

画像出典:グランスパ/タカラスタンダード「グランスパ」は2022年8月に発売された新商品で、中級価格帯ランキングでは3位にランクインしている人気商品です。「グランスパ」では浴槽を「キープクリーン浴槽」と「FRP浴槽」の2種類から選べるほか、洗い場も「キープクリーンフロア」と「FRPフロア」の2種類から選べるため、自分好みの機能とデザインを組み合わせることができます。

また、オプションが豊富なのも魅力で、半身浴におすすめな「肩包み湯」や温泉気分を味わえる「うるぼか湯」など自分に合ったお風呂時間を作ることができます。
価格 キープクリーン浴槽:約62.1万円~
FRP浴槽:約38.4万円~
機能 キープクリーン浴槽、キープクリーンフロア、FRP浴槽、FRPフロア、肩包み湯
対応サイズ 1616、1620、S1216、1116、1317、1418
対応物件 戸建て、マンション

TOTO

TOTOのユニットバスは、クッション性や断熱性を高めた「ほっカラリ床」が大きな特徴です。冬場でも冷えを感じにくいほか、乾きやすい床材となっているため、汚れにくく、掃除がしやすいです。 画像出典:TOTO/サザナ二重断熱構造で長時間でもお湯が冷めにくい「魔法びん浴槽」や、節水と適度な刺激を両立した「コンフォートウエーブシャワー」など、水道代・ガス代の節約につながるエコ性能の高さも魅力です。 画像出典:TOTO/魔法びん浴槽

TOTOのユニットバスの機能
  • 魔法びん浴槽
  • 楽湯
  • オーバーヘッドシャワー
  • 床ワイパー洗浄
  • ほっカラリ床

人気商品①:サザナ/戸建て用

画像出典:サザナ/TOTO「サザナ」は2023年の人気ユニットバスランキングでは中級価格帯ランキングで1位に入るほどの人気を誇るプロも認めるユニットバスです。

「ゆるリラ浴槽」という頭と首を優しく支え、心地よく入浴できるように設計された浴槽や、ボタンひとつで浴槽を自動洗浄できる「おそうじ浴槽」などが人気です。
価格 約91万円~約170万円
機能 ゆるリラ浴槽、ほっカラリ床、床ワイパー浄水、おそうじ浴槽
対応サイズ 1116,1216、1220、1317、1616、1618、1620、1624、1717,1818
対応物件 戸建てのみ

人気商品②:シンラ/戸建て・マンション用

画像出典:シンラ/TOTO「シンラ」は2022年の人気ランキングでは高級価格帯ランキングで1位にランクインした人気商品。

画像出典:シンラ/TOTO「サザナ」に比べて高額ですが、その分機能のグレードアップができます。パールのような上品な「ファーストクラス浴槽」やたっぷりのお湯でリラックスできる「楽湯」など、お風呂時間にこだわりたい方におすすめです。
価格 約120万円~約300万円
機能 ファーストクラス浴槽、ほっカラリ床、床ワイパー浄水、おそうじ浴槽
対応サイズ 1216、1317、1616、1618、1620、1624、1717
対応物件 戸建て、マンション

LIXIL

LIXILのユニットバスは、機能や設備のバリエーションの豊富さが特徴です。

画像出典:LIXIL例えば、戸建て向けの「リデア」の場合、浴槽の形状だけでも「ミナモ浴槽」「ミナモワイド浴槽」「1600ロング浴槽」「エコベンチ浴槽」など7種類のデザインの中から選ぶことができます。

画像出典:LIXIL/アクアフィールまた、特に特徴的なのがまるでスパのような体験を自宅のお風呂で堪能できる「アクアフィール」。「肩湯」「肩ほぐし湯」「腰ほぐし湯」の3つのリズムで半身浴をしながら肩や腰をほぐしてくれます。

LIXILのユニットバスの機能
  • アクアフィール(肩湯、肩ほぐし湯、腰ほぐし湯)
  • エコアクアシャワーSPA
  • うるゆや浄水
  • パッとくるりんポイ排水口
  • キレイサーモフロア
  • サーモパスS

人気商品①:リデア/戸建て用



画像出典:LIXIL/リデア「リデア」は2022年4月に発売された新製品ですが、発売後1年で中級価格帯ランキングで2位を獲得するほどの人気製品です。
それぞれのライフスタイルに合わせて、B、H、Mの3種類のユニットバスを提案しています。
  • B…バスタブ派
  • H…シャワー派
  • M…バスタブとシャワー両方派
Hタイプには「ボディハグシャワー」や「オーバーヘッドシャワー」などの新しいシャワースタイルが導入されています。
価格 82万円~約170万円
機能 スマートエスコーチバー、ボディハグシャワー、オーバーヘッドシャワー、マグネットシェルフ、エコアクアシャワーSPA
対応サイズ 1216、1316、1318、1616、1618,1620、1624、S1216、S1818
対応物件 戸建てのみ

人気商品②:リノビオV/マンション用

画像出典:LIXIL/マンションリフォーム用システムバスルーム リノビオV

「リノビオV」は浴槽と洗い場がゆったりと大きく広がるように設計されたリフォーム用のユニットバスです。対応サイズも幅広く浴室スペースが小さい家にもおすすめです。また、人造大理石の「ルフレトーン」を標準装備し、多彩な機能を備えている点も魅力です。
価格 約85.9万円~約185.2万円
機能 パッとくるりんポイ排水口、フルフォールシャワー、人造大理石浴槽、キレイサーモフロア、エコアクアシャワー
対応サイズ 1620、1616、1418、1416,1317、W1316、1218、W1216、1216、S1216、1116、1115、1014
対応物件 マンションのみ

パナソニック

パナソニック(Panasonic)のユニットバスの特徴は、デザイン性と手入れのしやすさ、そして家電メーカーならではの美容効果に力を入れている点です。

特に「水盤LED照明」は、家電メーカーの技術力を感じさせるおしゃれな照明となっています。また、「スゴピカ素材」を使った「スゴピカフロア」や「スゴピカ浴槽」は、水滴や汚れが残りにくく、軽く拭くだけできれいになるので、掃除がしやすいのが特徴です。

「エステケアシャワー」や「オイルヴェール酸素美泡湯」のオプションを追加すると、日々の肌のケアに嬉しい設備も整います。

パナソニックのユニットバスの機能
  • 酸素美泡湯
  • スゴピカ素材(有機ガラス系)
  • 「ナノイー」搭載 カビシャット暖房換気乾燥機
  • 湯たんぽミラー
  • 保温浴槽Ⅱ/保温浴槽
  • エステケアシャワー
  • 新W節水シャワー
  • 水盤LED照明
画像出典:Panasonic

人気商品①:BEVAS/戸建て用

画像出典:BEVAS/Panasonic「BEVAS(ビバス)」は2022年8月に新発売されたパナソニックの新シリーズで、2022年度の「GOOD DESIGN賞」も受賞しています。「くつろぎビバス」「すっきりビバス」「ほっとビバス」の3つのライフスタイルに合わせて商品が展開されています。

「BEVAS」は従来の浴室に比べて、必要な機能を集約して空間の無駄やノイズをなくしたことで浴室全体がすっきりとしたシンプルなデザインになっているのが特徴です。
価格 約157万円~
機能 スゴピカシェルフ水栓、おきラクスマート手すり、ビームシャワー、酸素美泡湯 など
対応サイズ 1216、1217、1316、1317、1616、1717、1618、1818、1621、1623
対応物件 戸建てのみ

人気商品②:リフォムス(Refoms)/戸建て・マンション用

画像出典:リフォムス/Panasonic

パナソニックのユニットバス商品の中でミドルグレードの「リフォムス(Refoms)」。「リフォムス」は戸建て・マンションのいずれにも対応する商品で、床暖房、暖房換気乾燥機、保温浴槽Ⅱ、床・壁・天井断熱が標準装備となっている高機能のお風呂です。お風呂の寒さを解消したい人におすすめです。
価格 約140万円~
機能 床暖房、床・壁・天井断熱、保温浴槽Ⅱ、スゴピカ浴槽、スマイル浴槽
対応サイズ 1216、1217,1317、1616、1717、1618、1621、1624
対応物件 戸建て、マンション

クリナップ

クリナップのユニットバスは、インテリア性の高い腰壁デザインや浴室全体を保温剤で覆う「浴室まるごと保温」、保温性能の高い「高断熱浴槽」が標準装備されています。

画像出典:ユアシス/クリナップさらに「床夏シャワーカウンター」のオプションを追加すれば、1分で床面を25度に高めることも可能です。床材には人工大理石の「足ピタフロア」が使われており、高い滑り止め効果を発揮しながら、汚れや傷に強いという耐久性も併せ持っています。

画像出典:床夏シャワーカウンター/クリナップ

クリナップのユニットバスの機能
  • 浴室まるごと保温
  • 高断熱浴槽
  • 足ピタフロア
  • とってもクリンカウンター
  • クリンヘアキャッチャー
  • 床夏シャワーカウンター

人気商品:アクリアバス/戸建て・マンション用

画像出典:アクリア/クリナップクリナップの人気商品は「アクリアバス」です。戸建て用にもマンション用にも展開しているユニットバスで、浴槽の縁が低く設計されているため、高齢者や子どもにも入浴しやすいデザインとなっています。
また、ステンレス製で清潔に保てる排水溝「クリンヘアキャッチャー」により清掃性も高くなっています。
価格 約110万円~
機能 床夏シャワー、浴室まるごと保温、高断熱浴槽、足ピタフロア
対応サイズ 1216、1318、1616、1618、1621、1625、1717
対応物件 戸建て、マンション

【価格重視】おすすめのユニットバスメーカー

お風呂リフォームはトイレや洗面台リフォームに比べて、高額になりやすいので、メーカーや商品選びは特に重要です。ユニットバスを価格重視で選ぶなら以下のメーカーをおすすめします。

【価格重視】おすすめのユニットバスメーカー
  • ハウステック
  • ナスラック
  • サンワカンパニー
これらのメーカーは他のメーカーに比べては価格の安い商品も扱っていますが機能性も抜群です。ユニットバスの機能性も諦めたくないが費用は抑えたいという方におすすめです。

ハウステック

ハウステックのユニットバスは、機能性の高さと価格の観点からコストパフォーマンスが良い点が魅力です。

画像出典:ハウステック

「クリン軟水」はカビの栄養源になる石けんカスの発生を抑えたり、銅の力でぬめりとにおいを抑えてくれる「除菌楽すてヘアキャッチャー」は嬉しい機能。また、ハウステックのお風呂は体への負担を軽減し、より安心・快適に入浴できるように浴槽のまたぎ高さを従来の浴槽よりも約6cm低く設定することで、体のバランスを保ちやすくなっています。

画像出典:ハウステック

ハウステックのユニットバスの機能
  • クリン軟水
  • 除菌楽すてヘアキャッチャー
  • 楽のび浴槽
  • 2WAYタッチ水栓

人気商品①:フェリテプラス・フェリテ/戸建て用

画像出典:フェリテプラス・フェリテ/ハウステックハウステックの戸建て用ユニットバスの中で特に人気の「フェリテプラス・フェリテ」。冷たさを感じにくい「温クリンフロア」は入浴時のヒアリ感の軽減と優れた清掃性を実感できます。また、取り外しができる「クリンかるわざカウンター」も掃除がしやすく便利です。
価格 約88万円~
機能 クリン軟水、除菌楽すてヘアキャッチャー、楽のび浴槽、2WAYタッチ水栓、温クリンフロア
対応サイズ 1620、1616、1618、1216、1818
対応物件 戸建てのみ

人気商品②:LL/LA/マンション用

画像出典:LL/LA/ハウステックハウステックのマンション向けシステムバスは「LL/LA」です。独自のスリム構造で浴室の内法寸法・壁の厚みはそのままに外法寸法を抑えることで、浴室の余ったスペースを使って廊下や洗面所を広くするなどマンションでも自由な設計が可能になります。
価格 約60万円~約100万円
機能 クリン軟水、除菌楽すてヘアキャッチャー、安心入浴、省スペース設計、スマイルフロア
対応サイズ 1216、1116
対応物件 マンションのみ

ナスラック

ナスラックはシステムキッチンや洗面台、収納家具などを扱っている住設メーカー。ユニットバスは「バスリーバS」という商品のみを販売しています。汚れが付きにくい新素材の浴槽や水はけが良く掃除がしやすい点が特徴です。

画像出典:ナスラック「スタンダードバス」「ラウンドバス」「スクエアバス」の3種類から浴槽を選ぶことができるほか、保湿効果のある「クリン軟水」で肌を洗うとしっとりすべすべになるという嬉しい効果もあります。

画像出典:ナスラック/クリン軟水

ナスラックのユニットバスの機能
  • クリン軟水
  • 選べる浴槽タイプ
  • マイクロバブルバス
  • クリーン浴槽
  • 高断熱浴槽

人気商品:バスリーバS/戸建て・マンション用

画像出典:サザナ/TOTO「バスリーバS」は毎日のお掃除が楽になるクリーンアイテムが標準装備されている便利な商品。「クリーン浴槽」は表面を汚れがこびりつきにくい新素材を採用しているので、長く使っていても使い始めと同じように汚れを落とすことができます。
また、フッ素配合特殊素材を使った床も水はけがよく、掃除がしやすいのが魅力です。
価格 約85万円~約120万円
機能 クリーン浴槽、快適クリーン床、高断熱浴槽
対応サイズ 1216、1616、1618、1620、1818
対応物件 戸建て、マンション

サンワカンパニー

サンワカンパニーのユニットバスは、壁や床材のデザインを選べるオリジナルのユニットバスや、戸建て・賃貸物件でも選べる豊富なサイズを用意したユニットバスなど、一人ひとりの生活に合わせて選ぶことができます。

全15パターンの壁パネルから自由に選ぶことができるので、理想の浴室空間を実現できます。また、「バブルバス」を楽しめるアダプターを取り付ければ、「ウルトラファインバブル」を発生させ、保温効果・洗浄効果・美容効果などが期待できます。

サンワカンパニーのユニットバスの機能
  • バブルバス
  • ステンレスミラーシェルフ
  • クリーン浴槽
  • 保温浴槽
  • クリーン排水口

人気商品:ノウム/戸建て・マンション用

サンワカンパニーの「ノウム」は、戸建てとマンション両方のモデルがあります。機能性は高いですが、価格が比較的安いため、費用を抑えつつも使いやすいお風呂にしたい人にはおすすめです。戸建て用とマンション用で機能に違いがあるのでよく確認しておきましょう。
※「バブルバス」や「保温浴槽」などはオプション機能になります。
価格 約31.3万円~約54.8万円
機能 クリーン浴槽、クリーン排水口、保温浴槽、バブルバス
対応サイズ 1216、1616、1621
対応物件 戸建て、マンション
スクロールできます

【デザイン重視】おすすめのユニットバスメーカー

毎日使うお風呂なので自分好みのデザインにできるとお風呂時間もさらに楽しくなります。ユニットバスをデザイン重視で選ぶなら以下のメーカーをおすすめします。

【デザイン重視】おすすめのユニットバスメーカー
  • トクラス
  • アステック

トクラス

トクラスのユニットバスは、人工大理石を使った「うつくし浴槽」をはじめとするデザイン性の高いラインナップとなっています。

画像出典:ユーノ/トクラス家事のストレスを軽減するための造りが細部に施されており、ユーザーの立場に立った機能性も強みです。

キッチンやリビングに設置可能になっている浴室リモコンには、閉栓・お湯張りが自動で完結する「わすれま栓」が備わっており、浴室へ足を運んで栓を閉める必要がない仕様となっています。

画像出典:トクラス

トクラスのユニットバスの機能
  • ダブルバブルバス
  • うるおいミスト
  • おそうじ浴槽
  • 高断熱浴槽
  • ウルトラファインバブルシャワー

人気商品①:YUNO(ユーノ)/戸建て用

トクラスのユニットバスの中では「YUNO(ユーノ)」が人気です。「YUNO COMFORT LIFE」「YUNO URBAN LIFE」「YUNO Base」の3つのラインナップがあり、それぞれのライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
価格 約98.9万円~
機能 おそうじ浴槽、高断熱浴槽、ダブルバス、わすれま栓
対応サイズ 1216、1616、1621S、1621、1625、1818
対応物件 戸建てのみ

人気商品②:VITAR(ヴィタール)/マンション用

「VITAR(ヴィタール)」はトクラスのマンションリフォーム用バスルームです。「VITAR」のバスタブは業界最大クラスのゆったり感や、身体になじむ丸みのある形状が特徴です。また、「LED照明」や「節湯水栓」などの家計にやさしい節水・節電アイテムも充実しています。
価格 約103.9万円~約129.4万円
機能 うつくし浴槽、やわらぐフロア、高断熱浴槽、スプレーシャワー、エアインシャワー
対応サイズ 1216、1418
対応物件 マンションのみ

アステック

アステックは「和」デザインの浴槽を製造している浴槽メーカー。客室風呂、露天風呂、大浴場などのオーダー浴槽から、ユニットバス、シャワーブースなどの個人宅のお風呂まで幅広く作っており、「和」ならではの高級感や癒しのお風呂を提供しています。

アステックのユニットバスは、オーダーメイドと規格サイズ(全7シリーズ)の両方を展開。趣深い天然素材やタイルを使い、高級感のある上質な空間を実現しています。規格型のユニットバスであっても高級感、満足感、自分仕様を頼めるように価格設定やコンセプト、機能性・デザインを選ぶことができます。

アステックのユニットバスの機能
  • 天然素材の檜
  • 檜 湯出し口
  • デザイン水栓
  • ステップ・フットレスト
  • マイクロバブル
※オプションも含まれます

人気商品:WABURO QL-Line MKⅡ/戸建て用

アステックの「QL-LINE」は、自然素材の「檜」希少天然石の「十和田石」が標準採用されている贅沢なモデル。アステックのユニットバスの中では最も安く、200万円前半の価格で販売しています。
また、「陶器質タイル」が床やカウンターなどに採用されており、浴室全体の重厚感・高級感を演出しています。
価格 約220万円~
機能 バックレスト・ヘッドレスト、ステップ・フットレスト、陶器質タイル、鋼板パネル、アルミ框ドア
対応サイズ 1616、1620
対応物件 戸建て

自宅に合うユニットバスの選び方

ユニットバスには戸建て用やマンション用で別商品があったり、浴室のスペースによってはサイズが合わないものがあったりと、選び方には注意が必要です。
ここではユニットバスをどのように選ぶべきかを以下の3点から解説します。

自宅に合うユニットバスの選び方
  • 自宅の物件タイプに対応しているか
  • 浴室のサイズに合っているか
  • 予算に合っているか

自宅の物件タイプに対応しているか

ユニットバスメーカーが販売している商品には、戸建て用とマンション用の2種類があります。基本的にはマンション用のユニットバスを戸建てに使うことはできず、戸建て用のものもマンションに使うことはできません
※兼用の商品もあります

商品点数の点では、マンションよりも戸建ての商品の方が豊富な場合が多いです。ユニットバスを選ぶ際にはまずどちらの物件タイプに対応しているかを確認しましょう。

浴室のサイズに合っているか

ユニットバスには商品ごとに「1620」「1618」などの対応サイズがあります。
この数字は、ユニットバスの内側の寸法を示したもので、たとえば「1620」であれば「幅1600mm×奥行き2000mm」という意味になります。

自宅の浴室スペースとこのユニットバスのサイズが合っていなければ工事をすることができません。そのため、気になっているユニットバスがある場合は、自宅の浴室スペースに収まるかどうかを確認しておく必要があります。なお、浴室スペース自体を拡張するようなリフォームであれば今の浴室スペースよりも大きいサイズでも問題ありません。

また、実際に採寸してみたら今よりも大きいユニットバスが入ることが判明することもあるのでまずはリフォーム業者に相談してみましょう。業者によってはユニットバスのサイズアップを勧めない業者もありますので、サイズアップを検討するときは2社以上に相談するのが良いでしょう。

予算に合っているか

多くのユニットバスには、商品によっての「グレード」が用意されています。主に、スタンダードグレード、ミドルグレード、ハイグレードの3つです。

例えばパナソニックでは、「Lクラス」「リフォムス」「オフローラ」と3つのグレードを展開しており、予算に応じて選べるようになっています。
グレードが上がればそれだけ機能や性能がアップする一方で、費用も増加します。そのため、ご自宅の浴室に求めるものを明確にしておき、予算に合ったグレードを選ぶことが重要です。

まとめ

失敗しないお風呂リフォームのためには、ユニットバスメーカーそれぞれの特徴を踏まえ、ご自身に合った商品を選ぶことが大きなポイントです。
機能性やデザイン性、掃除のしやすさといった観点から、どのような性能を重視するかによって、最適な商品が変わります。

なお、ユニットバス選びの際には、リフォーム業者と相談しながら進めていくことが重要です。